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【株式会社ピーエスジェイコーポレーション】DXによる顧客管理リニューアルの成功事例についてインタビューを行いました!
ウィンタースポーツ業界のリーディングカンパニーである株式会社ピーエスジェイコーポレーションが運営する、「スノーボード天国」や「JSBC SNOWTOWN」のサイトリニューアルプロジェクトにて、Salesforceパートナーである株式会社エンミッシュと共にDX化のご支援をさせていただきました。 今回は、本プロジェクトについて株式会社ピーエスジェイコーポレーションの三浦様にインタビューを行いました。顧客管理領域のDX化やシステム化の実現およびMarketing Cloudとの連携強化により、新たなビジネス展開への道筋を切り開いたプロジェクトの詳細をお話しいただきました。 <インタビュー参加者> ご回答者:株式会社ピーエスジェイコーポレーション 三浦様 インタビュアー:株式会社Cuon 後藤 (写真左からエンミッシュ兵藤様、ピーエスジェイコーポレーション三浦様、Cuon後藤)
─貴社の事業内容について、簡単にご紹介ください。
三浦様:スノーボードの展示販売イベントの主催・運営や全国のスキー場の広告代理店業を主事業として、日本のウィンタースポーツの普及・拡大を行っております。また2025年現在は万博を開催中の大阪舞洲でのネモフィラ祭り、バーベキューパーク、クラフト館運営などの関西地域の活性化なども力を入れております。
─今回ご紹介する「スノーボード天国」や「JSBC SNOWTOWN」は、貴社の中でどのような役割を担っていますか?
三浦様:スノーボード天国やJSBC SNOWTOWNは弊社の中核事業になります。スノーボード天国は全国各地で開催のイベント販売で、JSBC SNOWTOWNは京セラドーム大阪9階に構える日本最大級のスノーボード専門店であり、コアゾーンのお客様に毎年足を運んでいただいております。

─今回、サイトリニューアルプロジェクトを実施することになった背景や、リニューアル前から導入されていたSalesforce社のMarketing Cloudの活用において課題となっていた点があればお聞かせください。
三浦様:以前は弊社主催イベントの案内状申し込みの受付に特化したサイトでしたが、Marketing Cloudを活用できる環境を整えるためにリニューアルを実施しました。当初は顧客の住所のみを管理しており、情報の更新やデジタル施策の実施、またそれに付随した別事業への誘客が難しいことが課題としてありました。本リニューアルを通して、会場に来られない方やスノーボードから離れてしまっている方のECへの誘導に繋げたいと考えています。
─その背景や課題によって業務や顧客対応にどんな影響がありましたか?
三浦様:顧客データのクラウド化ができていなかったため、お客様自身でのデータ更新が難しい影響がありました。これにより、郵送でDMを送る際に、ライフスタイルの変化で住所が変わったお客様の手元に届かないケースもあり、申し込み数の減少に繋がってしまうリスクがありました。
─本プロジェクトを進めるパートナーとして、数ある選択肢の中でCuonを選ばれた理由やきっかけをお聞かせください。
三浦様:本プロジェクトを開始するにあたって弊社と長年のパートナー企業様にもご相談しましたが、Cuonさんはミーティングなどの場で今後を見据えたご提案をしていただことや、プロジェクトベースで柔軟なチーム編成を組んでいただいたことが印象に残りました。また、創業以来のECおよびクラウドサービスの知見に期待し、一緒に作っていけたらと感じましたのでお願いすることになりました。
─プロジェクトの進行中、特に印象に残っていることや工夫した点はありましたか?
三浦様:システム会社様とのプロジェクトですと、業界の違いや仕様面のすり合わせなどによりオンラインミーティングではどうしても杓子定規になりがちです。しかし、後藤さんをはじめとしたサービス視点で気さくに話せる営業担当の方や、きめ細やかな相談やすり合わせができる開発経験豊富なメンバーの方のいる非常にバランスの良いチームメンバーと進めることで、普段は数年でパートナーが変わってしまうことが多い中でCuonさんには長くお願いしたいという印象を持ちました。
─弊社の支援内容について、特に評価いただけた点などがあればお聞かせください。
三浦様:弊社ではこれまで利用していなかったBacklogを活用し、課題タスク管理などにより仕様や考えの齟齬のないプロジェクト進行をしていただきました。また、要件も柔軟に組んでいただけるなど、弊社の実現したいことを開発経験豊富な寺崎さんを筆頭に素晴らしいチームで汲み取っていただけたことは感謝しかありません。

─リニューアルプロジェクトを通して、チームや関係者に生まれた変化があればお聞かせください。
三浦様:ゼロベースの状態だとなかなか意見が出にくいことがありましたが、リニューアルプロジェクトが進み土台ができたことで社内からの意見が出やすくなり、変わってきたと感じております。会員数拡大ためのアイデアや施策などが他事業部からたくさん生まれており、今後は社内横断的なサービスの質向上や新たなキャンペーン、サービス開発も期待できます。今シーズンよりお客様に使っていただく企画も検討しているので、来シーズンがとても楽しみです。
─「スノーボード天国」や「JSBC SNOWTOWN」など、貴社事業の今後の展望をお聞かせください。
三浦様:今回の顧客管理領域のDX化・システム化の実現により、Marketing Cloudを活用できる環境となりました。Marketing Cloudを活用した顧客分析により、以前までは郵送だけで行っていたDM配布に加えて、今後はデジタル施策も実施することでウィンタースポーツ事業のみならず弊社の他事業へのシナジー効果・誘客なども出来ると考えております。スノーボード人口は減少傾向にありますが、これからスノーボードを始めるユーザーや今楽しんでいるユーザーの皆様をより増やしていけるような事業展開をはじめ、幅広い層に楽しんでもらえるようにユーザーとスキー場を繋げられる環境づくりを進めていきたいです。リニューアル後の本格稼働は今年からになるので、2025-26年シーズンに今まで以上の結果を出せると自信をもっております。
─同じように、「ツールを入れたものの、うまく活用できていない」や「自社サイトを運営しているが、より価値を生み出したい」と感じている企業に対して、外部パートナーの活用についてなど、どのようなアドバイスをされますか?
三浦様:外部パートナー様とはコミュニケーションをいかに取れるかが重要だと考えております。また、パートナー企業様に任せきりにするのではなく、自社でも出来ることを行うことで、より価値のあるサイト作りが出来ると思います。
─最後に、今後弊社に期待されることがあればお聞かせください。
三浦様:Cuonの皆様が弊社事業の事を考えていただき今まででは出来なかったことへの挑戦も可能と感じております。今後もワンチームで取り組みながら、Cuonさんには外から見える弊社の課題などを指摘いただく事でより良いサイト作りが出来ると思いますので、忌憚のないご意見を賜りますようお願い申し上げます。
――― ピーエスジェイコーポレーション様のサイトリニューアルプロジェクトは、単なるシステム更新にとどまらず、顧客管理領域のDX化により新たなビジネス展開の基盤の構築に成功いたしました。Cuonとのパートナーシップにより技術的な課題解決だけでなく、事業成長を見据えた戦略的なシステム設計の実現を今後もご支援させていただきます。 また、「スノーボード天国」ではCuonが提供するECソリューション"ECO"により構築させていただきました。EC構築プロジェクトを多数手掛けてきたCuonのノウハウや技術により、お客様の様々な要件に合った柔軟な構築を素早くリーズナブルに実現します。 "ECO"の詳細は下記ページをご覧ください。 https://www.cuon.co.jp/service/eco
<株式会社ピーエスジェイコーポレーションについて>
株式会社ピーエスジェイコーポレーションは、ウィンタースポーツ業界の活性化とユーザー拡大を目的に、スノーボーダーをはじめとする愛好者向けのイベントを開催しながら、業界の発展に寄与しています。長年のノウハウを活かし、全国のスキー場に対して地域特性や規模に応じた最適なプロモーション企画を提案するとともに、ウィンターシーズンに特化したインターネット広告や各種メディアを活用した情報発信にも力を入れています。また、広告代理店業務の強化を通じて、企業とユーザーをつなぐ架け橋としての役割を果たし、ウィンタービジネスのさらなる発展を目指しています。 ウィンタースポーツ事業の他にも、ネモフィラ祭り、バーベキューパーク、クラフト館運営など地域活性化のための事業にも取り組まれています。 ●スノーボード天国 https://www.jsbc.jp/tengoku ●JSBC SNOWTOWN https://www.jsbc.jp/snowtown 所在地:大阪府河内長野市木戸2丁目22番17号 設立:2001年6月19日 資本金:3,000万円 代表者:代表取締役 奥村 透 URL:https://psj2001.com/
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